２週間で合格する勉強法
僕自身この勉強法で２週間勉強したら１発合格でした。参考にしてみてください。
基本、この試験は金融小六法に答えが書いています。それを素早く見つけ出して、丸々記載すれば、なんとかなる。
最大のポイントは問題文の内容が金融小六法のどこに書いているかを事前に把握する、調べものスピードが肝心。頭の良さとか暗記とかはあんまり必要なない。と思います。
スタンスとして、疲れたら勉強を辞めよう。字がいっぱいあるし、日中仕事を頑張った後の勉強はなかなかにしんどい。１問でも２問でもやって、しんどかったらやめるようにする。
重要なのは毎日１問でもいいから進めること。（案外１問でも始めると１時間ぐらいは集中して進んだりします）
準備
問題解説集 購入
「銀行業務検定試験 問題解説集」（経済法令研究会）を購入する。
最新版が欲しい場合はAmazonで購入できます。
金融小六法 購入
法務２級試験に持ち込み可能な金融小六法。
この試験は金融小六法をいかに使いこなすかが重要。こちらもAmazonで購入できます。
金融小六法にインデックスつける
新品を買うと中に既にインデックスが入っているため、各項目に貼っていく。メチャクチャ重要。また白紙のインデックスもあるので、これは勉強しながら、よく出題される項目に貼り付けるといい。
法務２級について
試験は１０問３択問題。3択のうち正しいものを一つ選ぶ。その根拠となる法律・規定・判例を書く。このとき、正しい設問だけじゃなく、誤っている他の２問についても、なぜ誤りなのかを根拠を書いて回答していく。
根拠は部分点があるので、とにかく書くことが大事。
3択の○×はそこまで難しくはないが、ここを間違うと根拠も丸っと不正解になるので、必ず当てたい。
合格ラインは５０点。
試験はとにかく時間がない。
急いで回答し、８問ぐらい解けないとかなり厳しい。私は正直残り１.５問ぐらい時間がなくて、半べそかきながら必死に書いて、ギリッギリ合格しました。
勉強方法
問題解説集の問題を読みながら、自分なりに小六法で調べていく。問題文の内容がどの法律や規定に準じて記載されているか考えて、勘でいいので調べて、なぜこの設問が◯なのか×なのか頭の中で考えます。
ちょっと探して分からなかったら、答えをみる。で、解説を読む。問題解説集には答えと根拠となる法律・規定・判例も記載されている。ここで解説にある法律などを小六法で見つけてアンダーラインを引いておく。
法務２級は小六法への書き込みは禁止されているが、「インデックスの貼り付け」と「アンダーライン」はOKです。（実施要領に記載あり）これを最大限生かして答えの書いている場所を見つけるスピードを早めましょう。
※六法全書等法規集の使用を1冊に限り認めます（金融取引小六法など判例、約定書、各種取引約款類の収載されたものでも可）。ただし、解説の収載されたもの、また、書込、貼込等があるものは使用不可とします（傍線などの書込やインデックスの貼込は可）。
銀行業務検定試験 法務２級 実施要項
これをとにかく繰り返すことでOKです。
試験本番は解答を書かなければなりませんが、勉強中は書いてると時間がもったいないので、一切字を書きません。
問題解説集には過去１０回分、１００問あるので、できるだけ全部一回は読んで、小六法にアンダーラインを引いていきましょう。そうするとよく出る問題がわかってきます。さらに問題を読むだけで、「あ、この問題はあのよく出る判例のやつだな」とピンとくるようになります。
勉強スケジュール
夜１時間、朝１時間で２週間繰り返しました。
勉強とか脳の本などにはいつも夜寝る前と朝に復習すると脳にガッチリ記憶されるとある。
夜にやった問題をもう一度朝に解いてみる。
僕は夜２０時から１時間勉強し、２１時半には寝る。
朝は５時に起きて、６時までの１時間を勉強というサイクルで２週間勉強しました。
試験本番
試験時間は１８０分、長いように感じるが全然時間がない。
全１０問で３択。３択全ての記述を書く必要があるので、３０択あります。
つまり、一択１８分以内で判例を見つけて、記述しないと終わりません。
とにかく急いで書く。本当に時間がない。絶対に時間が足りないので、急ぐ。
書き方は、「◯○って法律があり、設問の内容と相違しているので誤り」「判例（最高裁９.２.１４）により○」といった感じで記載する。法律や規定・判例の名前がとにかく長いので、書くのが大変だった。
3択問題だがそれぞれ３つとも理由を書かなくてはならない。１択目の記述の判例などが見つからない時には時間をかけず、三分の一くらい空欄を開けて２択目の記述に移ろう。探している時間は勿体無い。
まとめ
法務２級は時間との勝負です。調べる速度をとにかく上げる訓練を勉強時間で頑張りましょう。
難易度が高い分一度で合格すると上司にも非常に印象が良く、仕事の幅も広がります。
知識は実務ではそこまで役には経ちませんが、自分のこの業務が、法律なのか会社の規定なのかを考えるクセは身につきました。（これは法律ではなく会社の規定だから、変更できるな。。。とか）
ぜひ皆さんも一発合格を目指して頑張ってください！
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